【本の簡単な紹介】
本書は、『時間を効率良く使う技術』について学ぶことができる一冊です。仕事や作業、勉強をする上で知っていて損のない技を数多く紹介しています。
【本に出会ったきっかけ】
今、現代社会の多くの人が「時間がない」といいます。その原因は、やはり仕事や育児に賭ける時間が多すぎるためです。そんな今、コスパに次ぐ『タイパ(タイムパフォーマンス)』が叫ばれるようになってきました。私も、できることなら『タイパ』を高め、私生活の時間をより増やしたいと思っています。そんな時に、出会ったのが本書になります。
【こんな人におすすめ】
私生活の時間がない人、タイパを高めたい人、仕事・作業・勉強の効率を高めたい人
《ここからは、本書で私なりに大事だなと感じた部分を引用しながら紹介します》
- 起床した2〜3時間は〝脳のゴールデンタイム〟
ーマンガでわかる『神・時間術』ー
結論からお伝えしますね。
『集中力の必要な仕事』は、朝の時間で済ませる勢いで取り掛かりましょう。
というのも、そのほうが最も仕事効率が高いためです。
起床後2〜3時間は、睡眠によって脳が整理されている状態です。脳は疲れがリセットされているので、極めて高い集中力を発揮できます。一日の中で、最も脳のパフォーマンスが発揮できる時間なので〝脳のゴールデンタイム〟と呼ばれています。
そして、午後は、『さほど集中力の必要ない仕事』に取り掛かるようにしましょう。
仕事をする時は、
【午前】負荷の重い仕事
【午後】負荷の軽い仕事
の流れを意識するだけで、仕事効率を上げることができますよ。
しかし、「朝はまだ眠気が残っている」という方もいると思います。そんな方には、起床時の眠気を吹き飛ばす5つの方法を紹介します。
①朝シャワー→交感神経を刺激することで、覚醒作用がある。
②カーテンを開けて寝る→目に朝日が入り、セロトニンが分泌。気分が冴える。
③朝日を5分見つめる→朝日によって、脳が活性化する。
④朝散歩→セロトニンを多く分泌させる。午前中の集中力を圧倒的に高める。
⑤朝食をとるかつ歯ごたえのあるもの→セロトニン合成の原料となるトリプトファンを含む食べ物がおすすめ。また、咀嚼でセロトニンの分泌・活性化
- 運動後の〝脳のゴールデンタイム〟
ーマンガでわかる『神・時間術』ー
運動後は、脳のゴールデンタイムとなり、作業や仕事への集中力が高い状態になります。
これは、運動によって分泌されるホルモンの働きが関係しています。
運動によって『ドーパミン』『ノルアドレナリン』『セロトニン』などのホルモンが分泌され、集中力や意欲(やる気)を高めてくれます。
また、運動を習慣化させることで脳機能が高まります。
30分以上の運動を週2・3回行うことで、セロトニン神経、ドーパミン神経自体が鍛えられ、通常時の集中力、記憶力も高まります。そして、運動によって分泌される『成長ホルモン』は体の疲労を回復させる効果もあるので、疲れている時こそ運動してみましょう。
以上が、私が本書で特に大事だなと感じたことです。本書には、他にも多くの『時間術』が紹介されています。「時間術について気になった」「もっと効率良く仕事をしたい」「タイパ重視」という方は是非、本書を手に取ってみて下さい。きっと、今よりも効率良く時間を使うことができるようになりますよ。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。また次回もお楽しみにお待ちください。