【本の簡単な紹介】
本書は、自分の限界を越え、成長する方法について数多く紹介されている1冊です。『今の自分を超えたい』『成長したい』という思いに応えてくれる本です。
【本に出会ったきっかけ】
私は、向上心は割と高い方だと自負しています。そのため、読む本の種類としては自己啓発やビジネス書が多いです。ある日、本屋に置いてある本書に気づき、タイトルに惹かれて読んでみると、とても面白くて即購入した1冊です。
【こんな人におすすめ】
自己成長したい人、自分の限界を超えたい人、成長の方法について知りたい人
《ここからは、本書で私なりに大事だなと感じた部分を引用しながら紹介します》
- 「FASTER」メソッド
ーLIMITLESS 超加速学習ー
簡単に一つずつ説明していきます。
[F(Forget)→忘れる]
〝勉強に集中するためには、勉強以外の考えや気持ちを忘れましょう。〟実は、人の脳というのはマルチタスクには向いていないというのが、最近の研究で判明しています。例えば、「複数の仕事を同時に進めていく」というのは作業効率を考えるとよくありません。これは、勉強にも当てはまります。「頭の中で勉強以外の考えを持ちながら勉強している」こともマルチタスクを行なっている状態と同じなのです。
学びの質を高めるためには、学んでいること以外の考えを一度〝忘れる〟こと。そして勉強に集中することを意識してみてください。
[A(Act)→行動する]
〝積極的に行動していきましょう。〟積極的に行動することが、より良く、速く、多くを学ぶことに繋がります。
[S(State)→状態を整える]
〝『学習の定着率』と『学習者の状態』には、言わずもがな、深い相関があります。〟
つまり、
『学習者の状態』が良い→ 『学習の定着率』が良い
『学習者の状態』が悪い→ 『学習の定着率』が悪い ということです。
皆さんには、こう言った経験はありませんか?興味・関心のある学習に関しては、知識の定着が速く、全然興味・関心のないものを学習した際は、覚えていない・時間がたてば忘れているということ。これこそ、『学習の定着率』と『学習者の状態』の深い相関を示したものなのです。
つまり、〝学習に対して、前向きな気持ちで取り組むことで学習の定着率を高めることができる〟ということです。
[T(Teach)→教える]
〝誰かに教えるつもりで学ぶ〟ことは、学習の定着率を高めることに繋がります。また、〝『教える』は、最強のアウトプット〟と数多くの本を著している精神科医 樺沢紫苑さんも学習法としておすすめされています。
[E(Enter)→書き込む]
皆さんは、〝To Doリストを活用〟していますか?もし、使ってないよっていう人は是非活用してみてください。To Doリストを活用することで以下のメリットが得られますよ。
『達成感(〝ドーパミン〟幸せホルモンが分泌)』『緊張感(〝ノルアドレナリン〟集中ホルモンが分泌)』
[R(Review)→復習する]
一度得た学びというのは、間隔をあけすぎると忘れてしまいます。では、どうしたら学びが定着するのでしょうか?その方法は〝復習する〟です。この復習については、以前の私のブログ『マンガでわかる アウトプット大全 著者:樺沢紫苑』で紹介していますので、学びを定着させる方法について詳しく知りたい方は、是非そちらを見て頂きたいと思います。
- 6つの帽子で思考モードを切り替える
- 白い帽子→ 情報を集める
- 黄色い帽子→問題や課題にポジティブなところを見つける
- 黒い帽子→問題の難点や隠れたリスクに注意を向ける
- 赤い帽子→自分の感情に表現の場を与える
- 緑の帽子→問題や課題等に対して新しいアイディアを考える
- 青い帽子→管理者モードになり、これまで被った帽子のメリットを活かしながら、それをできているか確かめる
ーLIMITLESS 超加速学習ー
ここでの帽子というのは、あくまでもイメージです。ですが、〝6つの帽子で思考モードを切り替える〟ことは、イメージの力を使って自分の力を最大限引き出すことを可能にしてくれます。私も、よく帽子を被り、物事への集中力を高めています。是非、この技も活用すると皆さんのLIMITLESS(限界を越える)に役に立つと思いますよ。
以上が、私が本書で特に大事だなと感じたことです。ここでは、まだまだLIMITLESS(限界を越える)方法について紹介できていないことがあります。『成長したい』『限界を超えたい』という方は、是非、本書を一度手に取ってみてください。きっと、あなたのLIMITLESSに繋がる方法が見つかると思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。また次回もお楽しみにお待ちください。