【おすすめ習慣ブログ①】
皆さんに、私Taira が実践してみて、とてもオススメしたい習慣があります。
その一つが『ビジュア・ライゼーション』です。
多くの成功者が習慣としている『ビジュア・ライゼーション』。もしかしたら、聞いたことがある方、実践している方もいるかも知れません。
ここでは、『ビジュア・ライゼーション』の科学的な根拠に基づく「効果」、「やり方」を紹介します。1日30秒でもできるものなので、是非覚えて実践してみてください。
【はじめに】
ビジュア・ライゼーションの「効果」、「やり方」を直ぐに知りたい方は、この【はじめに】の部分は読み飛ばして頂いても構いません。
ここでは、なぜ成功者たちが、〝この習慣を大事にしているか〟をお話ししたいと思います。良ければ熟読して頂き、『ビジュア・ライゼーション』を行う目的を刻み込んで下さい。
私たちの脳には〝RAS(Reticular Activation System)=網様体賦活系〟と呼ばれる機能が備わっています。
この〝RAS〟の機能を簡単に説明すると、「情報を受け取る際、自分に取って必要ない情報を意識から遮断する」というものです。
そして、この「自分に取って必要ない情報」の基準を作っているのは、自分自身であり、そして今まで接してきた周りの人達(家族、親友、友達、知り合い等)です。
もし、【自分は愛されるに値しない人間だ】と思っていたらどうなるでしょうか?
RASはこの【自分は愛されるに値しない人間だ】という基準に沿って、日々の生活から情報を集めます。
例えば、失敗や恥、無気力感や抑うつ感といったネガティブな感情を生じさせる多くの情報を意識に上げられる様になります。
逆に【自分は愛されるに値する人間だ】と思っている人は、多くの成功、感謝、達成感、喜びといったポジティブな情報を意識に上げられます。
なぜ、この〝RAS〟という機能が脳に備わっているのかには、重要な理由があります。
脳は、全ての情報を意識に上げてしまうと、情報の多さに脳が耐えられなくなり、脳に深刻なダメージを負ってしまう為です。
そうならない為に、〝RAS〟が情報を取捨選択して意識に上げているのです。
そして、〝RAS〟の機能は『ビジュア・ライゼーション』によって作り変えることができます。この事を深く知っていて、実践している人達が、世界的な成功者達なのです。
私の尊敬してやまない自己啓発と自己開発の分野における女性の第一人者、そして国際的なベストセラー作家として知られるメル・ロビンスは『ビジュア・ライゼーション』を行う目的を次のように話しています。
「自分の考え方が自分を引き留めているの。あなたは目標を立てる能力を持っている。人生を変えるような行動を取ることだってできる。人間関係を断つ能力もあれば、本だって書けるし、Google検索をする事もできる。あなたには変化を起こす力はあるのよ。でも変えない理由はマインド・セットが理由なの。」
つまり、「誰しもが〝変化〟を起こす力を持っているが、〝変化〟を起こすにはマインド・セットが必要だ」という事です。そして、このマインド・セットを身につけているのが成功者達なのです。
では、ゴールを達成したり、自分の能力を最大限発揮したり、夢を叶える為に必要なマインド・セットをどうしたら手に入れることができるのでしょうか。
答えは、『ビジュア・ライゼーション』をする です。
少し長くなりましたが、ここまで読んで頂いた方は『ビジュア・ライゼーション』の必要性を学び得ることが出来たと思います。
この学びを心に刻み、次は「効果」と「やり方」を紹介します。
【『ビジュア・ライゼーション』の効果】
①脳のRASの機能が変化する(ネガティブな思考→ポジティブな思考)
②モチベーションの維持
③想像から経験することができる
1つずつ、効果を詳しく説明していきます。
①脳のRASの機能が変化する(ネガティブな思考→ポジティブな思考)
『ビジュア・ライゼーション』によって、ポジティブな想像(イメージ)をすることを通して、私たちはポジティブな感情を得ることが出来ます。そして、脳のRASは、そのポジティブな想像や感情に引っ張られ、ポジティブな情報を意識に上げる様になります。
ポジティブな想像→ポジティブな感情→ポジティブな情報→ポシティブな想像→…
という風に〝正のスパイラル〟や〝RASの変化〟が生まれます。
②モチベーションの維持
①で生まれた〝正のスパイラル〟によって、自信や意欲が生まれ、行動に起こし、更に自信や意欲が生まれる様になっていきます。
③想像から経験することができる
実は、私たちの脳というのは、単純な所があります。
例えば、過去の嬉しかった出来事や将来の楽しみを〝想像〟する時、私たちは「楽しい」「嬉しい」といったポジティブな〝感情〟が生まれます。
ここで考えて頂きたいのは〝想像〟で〝感情〟が生じているという問題です。
普通、感情を生じるのは〝体験〟からでは?と思った人もいると思います。
ここで、この問題の解決に至る『脳の仕組み』を伝えます。
それは、『脳は、体験と想像したことの違いが分からない』ということです。
つまり、人の脳は、『体験だけではなく、想像することでも経験することが出来
る』のです。
例えば、【ジムで体を鍛えている自分】を想像することで「誇らしい」と感じたり、【ビジネスで商談が上手くいく自分】を想像して、「達成感」を感じたりと、『脳は、想像したことが現実に起きたことだと勘違いして記憶する』のです。
ここが、とても重要で、記憶したことによって、①の様に〝RAS〟が変化していくということです。
【『ビジュア・ライゼーション』のやり方】
⒈目をつぶる。
⒉頭の中で最高な自分がどんな状況にいるか明確に想像する
【ジムで鍛えている自分】【職場でプレゼンが成功して拍手を貰っている自分】【自分を大切にしている自分】【新たな挑戦を始めている自分】
⒊その想像によって生じる感情を〝意識的に〟感じる
「誇らしい」「嬉しい」「素晴らしい」「私って、最高」
以上が『ビジュア・ライゼーション』の紹介でした。私は、朝起きた時に30秒〜60秒程行う様にしています。この習慣を行うに当たって意識して頂きたいのは、自分の気分に左右されずに『ビジュア・ライゼーション』を行うことです。
誰しも気分が良い時もあれば、優れない時だってあります。ですが、この気分に左右されず、ポジティブな想像(最高な自分)をして下さい。私も、この習慣を始める様になって多くのことに感謝し、多くのことにチャレンジできるようになってきています。
良ければ、ぜひこの習慣を身につけ、さらなる自己成長に繋げていって頂けたら嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。また次回もお楽しみにお待ちください。